![](https://woodnote.jp/wp-content/uploads/2021/10/HZA4636-Edit-1024x681.jpeg)
冬の街の夜を彩るホワイトイルミネーション。
いろいろなテクニックを使い幻想的な光の世界を表現してみましょう。
基本的なカメラの設定
![](https://woodnote.jp/wp-content/uploads/2021/10/HPB3540-scaled.jpg)
昼間の自然光での撮影とは違い、イルミネーションは夜の人工の光。
撮影時に気をつけたいことなどをチェックします。
撮影時に気をつけたいことなどをチェックします。
フリッカーを低減する
![](https://woodnote.jp/wp-content/uploads/2021/10/HZA4754-scaled.jpg)
フリッカーとはLEDライトなど高速で点滅している被写体を撮影した時に
明るさのムラができたり、光が消えたように暗く写る現象。
実はイルミネーションは目ではわからない速さで点滅しています。
カメラの設定でフリッカー低減をオン、またはオートに設定します。
フリッカー低減設定のないカメラの場合は、
マニュアル露出モードでシャッタースピードを1/100秒か1/50秒に設定します。
フリッカー低減をオンにしても、撮影時のシャッタースピードが速すぎると
効果が得られない場合もあるので、そのような時はマニュアル露出モードで
前述のシャッタースピードで撮影します。
明るさのムラができたり、光が消えたように暗く写る現象。
実はイルミネーションは目ではわからない速さで点滅しています。
カメラの設定でフリッカー低減をオン、またはオートに設定します。
フリッカー低減設定のないカメラの場合は、
マニュアル露出モードでシャッタースピードを1/100秒か1/50秒に設定します。
フリッカー低減をオンにしても、撮影時のシャッタースピードが速すぎると
効果が得られない場合もあるので、そのような時はマニュアル露出モードで
前述のシャッタースピードで撮影します。
絞りとISO感度
![](https://woodnote.jp/wp-content/uploads/2021/10/HZA4543-scaled.jpg)
絞りはボケを生かしたい撮影では、開放(絞りfを最小値)にします。
ISO感度は100〜1600の間で設定しますが
感度を変えることで、撮影時のシャッタースピードが変化します。
カメラブレ防止のためには速いシャッタースピードが適していますが
フリッカーが出ることもありますので
ブレない範囲で一番遅いシャッタースピードで撮影するのがベストです。
不必要に感度を上げるのも画質が低下しますのでここも気をつけたいポイント。
ブレ防止の三脚は、他の方の迷惑にもなりますので使わない方が良いでしょう。
ISO感度は100〜1600の間で設定しますが
感度を変えることで、撮影時のシャッタースピードが変化します。
カメラブレ防止のためには速いシャッタースピードが適していますが
フリッカーが出ることもありますので
ブレない範囲で一番遅いシャッタースピードで撮影するのがベストです。
不必要に感度を上げるのも画質が低下しますのでここも気をつけたいポイント。
ブレ防止の三脚は、他の方の迷惑にもなりますので使わない方が良いでしょう。
ホワイトバランス
通常はホワイトバランス(WB)オートで構いません。
目で見たのに近い色調が出ると思います。
ホワイトバランスをマニュアル設定にすることで自分の好みのイメージが得られます。
青みを強くして幻想的に、または赤みを加えて暖かい雰囲気に・・・
設定を蛍光灯や電球にまたは補正色温度を低くすると青味が強く
雲りや晴天日陰にまたは補正色温度を高くするとオレンジ味が強くなります。
目で見たのに近い色調が出ると思います。
ホワイトバランスをマニュアル設定にすることで自分の好みのイメージが得られます。
青みを強くして幻想的に、または赤みを加えて暖かい雰囲気に・・・
設定を蛍光灯や電球にまたは補正色温度を低くすると青味が強く
雲りや晴天日陰にまたは補正色温度を高くするとオレンジ味が強くなります。
撮影テクニック
![](https://woodnote.jp/wp-content/uploads/2021/10/HZA5048-Edit-scaled.jpg)
イルミネーションの撮影テクニックの代表は、ボケを生かした撮影
そして、多重露出やフィルターの使用など、より光を幻想的に見せる方法です。
そして、多重露出やフィルターの使用など、より光を幻想的に見せる方法です。
ボケを生かす
![](https://woodnote.jp/wp-content/uploads/2021/10/HPB3553-scaled.jpg)
イルミネーションの撮影では、背景のボケそして前ボケを積極的に使います。
背景ボケは、ピントをできるだけ手前のイルミネーションに合わせると
遠くの光が背景ボケとなり、写真に立体感ができてきます。
これと逆なのが前ボケです。
ピントはやや遠いイルミネーションに合わせ、レンズのすぐ前に光を意識的に置くと
手前の光が前ボケとなり、前ボケは、望遠レンズを使うと入れやすくなります。
また、あえてピントをどこにも合わせずボケだけで表現するのもアリです。
背景ボケは、ピントをできるだけ手前のイルミネーションに合わせると
遠くの光が背景ボケとなり、写真に立体感ができてきます。
これと逆なのが前ボケです。
ピントはやや遠いイルミネーションに合わせ、レンズのすぐ前に光を意識的に置くと
手前の光が前ボケとなり、前ボケは、望遠レンズを使うと入れやすくなります。
また、あえてピントをどこにも合わせずボケだけで表現するのもアリです。
多重露出を使う
![](https://woodnote.jp/wp-content/uploads/2021/10/HZA4478-1-scaled.jpeg)
多重露出を使うと光をカメラ内で重ねることができ
イルミネーション写真をより幻想的にすることができます。
基本的な撮り方としては、同じ構図でピントが合ったものとボケたものを重ねる方法。
1枚目は普通にピントを合わせて撮影し
2枚目はピント合わせをマニュアルフォーカス(MF)にして
意識的にピントをぼかして撮影します。
2枚が重なってできた写真はソフトフォーカスでふわっとしたできあがりとなります。
もう一つの方法は、1枚目と2枚目で違う光を重ねる方法。
1枚目の写真で光が足りない部分を2枚目の写真で補っていく方法です。
2枚目の写真は、ピントが合っていてもぼかしてもどちらで構いません。
この方法では、見た目以上に派手やかなイルミネーション写真が完成します。
イルミネーション写真をより幻想的にすることができます。
基本的な撮り方としては、同じ構図でピントが合ったものとボケたものを重ねる方法。
1枚目は普通にピントを合わせて撮影し
2枚目はピント合わせをマニュアルフォーカス(MF)にして
意識的にピントをぼかして撮影します。
2枚が重なってできた写真はソフトフォーカスでふわっとしたできあがりとなります。
もう一つの方法は、1枚目と2枚目で違う光を重ねる方法。
1枚目の写真で光が足りない部分を2枚目の写真で補っていく方法です。
2枚目の写真は、ピントが合っていてもぼかしてもどちらで構いません。
この方法では、見た目以上に派手やかなイルミネーション写真が完成します。
フィルターやストロボ
![](https://woodnote.jp/wp-content/uploads/2021/10/HZA4934-Edit-scaled.jpg)
クロスフィルターを使うと、点状の光に光芒が出てきます。
フィルターによって光芒の数(4本、6本、8本)選べますので
きらびやかなイルミネーションを撮りたい方は使ってみても良いでしょう。
また、ソフトフィルターを使ったり、レンズに息を吹きかけて曇らせて撮影すると
霧の中で撮影したような幻想的な雰囲気の写真になります。
雪が降っていたら、ストロボを使った撮影も面白いです。
ストロボを発光させると(スローシンクロ、または夜景人物モード)
降っている雪がストロボ光で写し出されて、雪のイメージが強調されます。
フィルターによって光芒の数(4本、6本、8本)選べますので
きらびやかなイルミネーションを撮りたい方は使ってみても良いでしょう。
また、ソフトフィルターを使ったり、レンズに息を吹きかけて曇らせて撮影すると
霧の中で撮影したような幻想的な雰囲気の写真になります。
雪が降っていたら、ストロボを使った撮影も面白いです。
ストロボを発光させると(スローシンクロ、または夜景人物モード)
降っている雪がストロボ光で写し出されて、雪のイメージが強調されます。