CONTENT コラム・フォトレッスン

Super-Takumar 55mmF1.8

オールドレンズの入り口と言われている Super-Takumar 55mm 後期タイプ。

絞り開放、逆光撮影(強い光でなくても)でのコントラストの低い描写は

ネガカラーフィルム写真に近い雰囲気、空気感があり、人気のほどがうかがえます。

エッジの柔らかい玉ボケや、虹色のゴーストなど使っていて飽きないレンズで

絞り値を変えることによって、フレアやゴーストも出方が面白く変わっていきます。

レンズに使用しているガラス成分の関係で色調がアンバー目になりますが

ホワイトバランスの設定でそこは調整できますし、あえてその色を楽しむのも良いでしょう。

作りがしっかりしており故障も少なく、オールドレンズ最初の一本目としておすすめです。

また、使い方によっては様々な表現ができる奥深いレンズでもあります。

絞り値F11でのゴーストとフレア