オールドレンズのスタンダードとなっているSuper-Takumar 55mm の初期タイプとほぼ同じ仕様で
Super-Takumarより一世代前の60年前のレンズ。
絞り開放撮影では順光状態でもコントラストが低く、ベールを通したようなふわっとした描写。
半逆光から、逆光では濃い色のゴーストやフレアが発生し
絞ったときには六角形のゴーストもはっきり出ます。
他のレンズもそうですが、このフレアやゴーストを出すには
太陽とカメラとの位置関係などちょっとしたコツが必要です。
このようなやわらかい描写が好きな人には、花や人物、風景撮影など
いろいろな場面で使えるレンズでしょう。